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2026.03.10

60代でのインプラント治療のメリット・デメリット|体験談も紹介

この記事の監修

口腔外科部長 坪井 陽一
口腔外科部長/日本口腔外科学会認定専門医坪井 陽一

60代を迎え、仕事や子育てが一段落した今、これからの「セカンドライフ」をどう楽しもうかと胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。

旅行や趣味、そして何より日々の食事を美味しく味わうことは、人生の大きな喜びです。しかし、そんな大切な時期に「歯」のトラブルで悩みを抱えてしまうのは非常にもったいないことです。

「入れ歯が合わなくて食事が美味しくない」「口元が気になって思い切り笑えない」といった悩みを解決する手段として、今多くの60代の方がインプラント治療を選んでいます。

この記事では、インプラント治療を検討中の60代の方に向けて、治療のメリットやデメリット、実際に治療を受けた同世代の方々の体験談をご紹介します。

60代のインプラント割合が最も多い

出典:「平成 28 年歯科疾患実態調査」の結果(概要)

「60代からのインプラント治療は遅いのでは?」と思っている方もいるかと思いますが、実はインプラント治療を受けている人の割合が最も多い年代は60代です。

2016年に行われた厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、日本では全年代でインプラントを入れている人の割合がおおむね3%前後ですが、65〜69歳の層では5%前後と全世代の中で突出しています。

高齢になるほど歯を失うリスクは高まりますが、60代はまだ体力や判断力も十分にあり、インプラント治療に踏み切る方が増える年代です。

ゆえに「60歳を過ぎてからでは遅いのでは」と心配する必要はありませんし、多くの先輩世代がインプラントで生活の質を向上させています。次章からは、その具体的なメリットについて見ていきましょう。

60代におけるインプラント治療のメリット

インプラントには入れ歯やブリッジにはない様々なメリットがあります。ここでは、60代の方がインプラント治療を受けることで得られる主な利点について解説します。

  • しっかり噛める
  • 見た目が自然で取り外し不要
  • 発音や会話への影響が少ない
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 身体機能の低下や認知症リスクを軽減できる

しっかり噛める

インプラント最大のメリットは、自分の歯のようにしっかり噛めることです。

顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込むため安定性が高く、噛み心地は天然歯に近い感覚が得られます。実際、天然歯の噛む力を100%とした場合、インプラントは平均で80〜90%程度まで噛む力を回復できると報告されています。(総入れ歯で10〜20%、部分入れ歯で30~40%程度とされています)

しっかり噛めるようになることで、食事を存分に楽しめるようになることはもちろん、硬いお肉や新鮮な野菜も噛み砕いて味わえるため、食生活の満足度が大きく向上します。

なお、60代は栄養管理が健康寿命に直結する世代です。インプラントによって十分な咀嚼が可能になれば、食べ物の消化吸収がスムーズになり、結果として全身の栄養状態や体調の改善にも繋がります。

実際にインプラント治療を受けた方からも「肉や野菜をしっかり咀嚼できるようになり、消化が良くなって体調も整った」といった喜びの声は多数報告されています。

見た目が自然で取り外し不要

インプラントは見た目が非常に自然で、周囲の歯とほとんど区別がつかない仕上がりになります。

人工歯の色や形を個人に合わせて作製するため、美しい口元を再現できます。入れ歯のように金属のバネが見えたり、人工の歯茎が目立ったりすることもなく、誰にもインプラントと気づかれないほど自然な見た目を実現できます。前歯のような目立つ部分でも、自信を持って笑える仕上がりになるでしょう。

また、インプラントは顎の骨に固定するため取り外しの必要がありません。入れ歯のように就寝前に外して洗浄するといった手間がなく、自分の歯と同じように日常的に使用できます。ずれる心配もなく、接着剤も不要なので快適です。

さらに、インプラントは顎の骨が痩せるのを防ぐ効果も期待できます。歯が抜けたままだと顎の骨は次第に痩せていきますが、インプラントは骨に適度な刺激を与えるため骨の減少を抑えられます。その結果、頬がこけたり顔の輪郭が崩れたりするのを防ぎ、若々しい口元を保つことにも繋がります。

発音や会話への影響が少ない

インプラントは、発音や会話への影響がほとんどありません。

入れ歯を使用していると「サ行」や「タ行」が発音しづらくなったり、会話中に入れ歯がズレて言葉が詰まったりしてしまうことがあります。特に総入れ歯や大きな部分入れ歯では、装置が上顎や舌を覆うため、どうしても発音に支障が出る場合があります。

一方で、インプラントは固定式で口の中に余計な装置がないため、これらの影響がほとんどありません。自分の歯があった位置にしっかり人工歯が固定されているので、舌の動きや空気の流れを邪魔せず、滑舌も自然に保てます。

人によって大きなストレス軽減に寄与することもあり、実際に「インプラントにしてから人前でも気兼ねなく話せるようになった」「会話を楽しめるようになった」といった声も聞きます。60代は仕事や地域活動、趣味の交流など会話をする機会も多い年代です。自信を持って会話ができることは、日常生活の質を高める大きなメリットと言えるでしょう。

健康な歯を削る必要がない

インプラントは失った部分に人工歯根を埋め込む治療であり、隣の歯に負担をかけることがありません。

ブリッジによる治療では、失った歯の両隣にある健康な歯を削って土台にする必要があります。この際、健康的で何ら問題のない歯であっても、削ることで将来的にその歯の寿命を縮めてしまうリスクがあります。しかし、インプラント治療では周囲の健康な歯を一切削らずに済みます。

60代はこれ以上歯を失いたくないと願う方は多く、事実、健康な歯をそのままにできることは、長期的に見ても大きな利点となります。

身体機能の低下や認知症リスクを軽減できる

インプラントは、身体機能の低下や認知症リスクの軽減も期待できます。

「歯と全身の健康なんて関係あるの?」と思われるかもしれませんが、実は噛む力と全身の機能維持には深い関係があります。近年の研究で、歯を失って十分に噛めなくなると栄養状態の悪化や筋力低下、認知機能の低下に繋がることがわかってきました。

厚生労働省の調べによれば、自分の歯がほとんど無く義歯も使っていない高齢者は、20本以上歯が残っている人に比べて認知症になるリスクが約1.9倍も高いことが報告されています。逆に入れ歯などで噛めていれば認知症リスクが約40%低下する可能性も示されており、噛む行為が認知症予防に有効と考えられています。

同様に、歯の本数の減少は身体機能の低下や転倒リスクにも関係します。別の調査では、歯が19本以下で義歯未使用の高齢者は、20本以上歯がある人より転倒リスクが2.5倍高いことが報告されています。これは、噛み合わせが全身のバランス感覚や筋力に影響を与えているためと考えられます。

このようにインプラントでしっかり噛めるようになることは、単に口の中だけの問題ではなく、脳や全身の機能の維持にも寄与する可能性があります。

60代におけるインプラント治療のデメリット

一方で、インプラント治療にも留意すべきデメリットや負担も存在します。ここでは60代の方がインプラントを検討する際に知っておきたい注意点や欠点について解説します。

  • 外科手術が必要
  • 治療期間が長い
  • 費用負担が大きい
  • 骨不足の場合は追加費用がかかる
  • メンテナンスに定期通院が必要

外科手術が必要

インプラント治療は歯茎を切開して顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術です。そのため、治療時には局所麻酔下とはいえ手術への不安や体への負担が伴います。

60代はまだまだ元気な方が多いですが、高血圧や糖尿病など何らかの持病をお持ちの方も少なくありません。こういった持病によってはインプラント手術が適応外となる場合もあります。

例えば、重度の心疾患がある方、直近で大きな手術を受けた方、骨粗鬆症の治療薬を服用中の方などは、事前に医科と相談して慎重に判断する必要があります。インプラント手術自体は安全性の高い治療ですが、リスク回避のために持病の管理や体調面での配慮は欠かせません。

また、高齢になるほど傷の治りが遅く、感染症のリスク(インプラント周囲炎など)もわずかに高まります。もちろん適切な衛生管理と抗生剤の使用で大半は問題なく回復しますが、若い頃に比べてリスクがゼロではないことも理解しておきましょう。

治療期間が長い

インプラント治療は一日や一週間で完了するものではなく、治療完了までに長い期間を要するのもデメリットの一つです。

一般的なインプラント治療では、まずインプラント体を埋め込む一次手術を行った後、顎の骨とインプラントが結合するのを待つ期間があります。骨としっかり結合して安定するまで通常3〜6ヶ月ほど必要で、上顎の場合は下顎より長めになることが多いです。

その間は仮歯や入れ歯で過ごし、結合が確認できた段階で人工歯(上部構造)を装着しますが、最初の手術から最終的な歯が入るまで、数ヶ月〜半年以上かかるケースも珍しくありません。

ただし、最近では「即時荷重インプラント」といって、抜歯と同時にインプラントを埋入し即日で仮歯を入れる方法も一部で可能になっています。全ての症例で適用できるわけではありませんが、条件が整えば治療期間を大幅に短縮できるケースもあります。

費用負担が大きい

インプラント治療のデメリットとしてしばしば挙げられるのが費用の高さです。

日本ではインプラント治療のほとんどが自由診療(保険適用外)となるため、費用は全額自己負担になります。一本のインプラント治療あたりの相場は、検査・手術・人工歯などすべて含めておおよそ30万〜50万円と決して安い金額ではありません。

一方、入れ歯やブリッジであれば保険診療が可能なため、自己負担は数千〜数万円程度で済むケースが多いです。この費用差の大きさが、インプラント治療をためらう大きな要因になりがちで「老後の貯金を切り崩してまでやるべきか」と悩む方もいらっしゃいます。

ただし、インプラントは医療費控除の対象になるため確定申告で所得税の還付を受けられる場合もありますし、デンタルローンを利用して分割払いにすることも可能です。まずはカウンセリングで見積もりを出してもらい、費用に見合う価値があるかじっくり検討すると良いでしょう。

骨不足の場合は追加費用がかかる

インプラントを埋め込むには十分な顎の骨の量と厚みが必要ですが、これが不足している場合は骨造成(こつぞうせい)と呼ばれる骨を増やす手術を追加で行う必要があります。

骨造成には様々な方法がありますが、代表的なものにGBR法(骨誘導再生法)やサイナスリフト(上顎洞底挙上術)などがあります。不足している骨の範囲や量によって手術の規模は異なり、それに伴い費用も数万円から数十万円と幅広くかかります。

例えば、上顎の骨が薄い場合に行うサイナスリフトでは一般的に15万〜35万円程度、少量の骨を増やすGBR法なら5万〜15万円程度が相場とされています。このように、インプラント本体の費用に加えて骨造成の費用が発生すると、総額がさらに高額になる点に注意が必要です。

また、骨造成を行う場合は治療期間も延びる傾向にあります。骨を再生させるのに数ヶ月待ってからインプラントを埋め込むケースもあり、トータルの通院期間が長引くことがあります。

メンテナンスに定期通院が必要

インプラント治療は「入れたら終わり」ではなく、その後のメンテナンスが非常に重要です。

天然の歯同様に毎日の丁寧な歯磨きが欠かせないのはもちろん、一般的に治療完了後は3〜6ヶ月ごとに歯科医院で定期検診を受け、インプラント周囲のクリーニングや噛み合わせのチェックを行います。

定期メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎にかかるリスクが高まりますし、最悪の場合はせっかく埋めたインプラントが脱落してしまうこともあり得ます。このようにインプラントは入れっぱなしでは長持ちしない治療法ですので、将来にわたって通院できるかも考えておく必要があります。

とはいえ、定期通院さえ続けていれば、インプラントは10年、20年と機能し続けるケースが多く報告されています。60代で入れたインプラントを生涯にわたって使える可能性もゼロではありません。

60代でインプラント治療をした人の体験談

ここからは、実際に60代でインプラント治療を受けた方々の体験談を紹介します。同年代の生の声を知ることで、治療後のイメージやメリット・デメリットの現実が具体的に掴めるでしょう。

体験談その①

2021年からはじめたインプラントが先日完成しました。
この間、マスク生活だったのでほぼ誰にも気づかれずに終わりました。
前歯に4本、下右、3本、下左3本
10本の大工事。
前歯のグラグラブリッジと、下左右の奥歯の入れ歯。高い⁉︎入れ歯だったけど、痛くてはずす事が多かった。から解放されて、まるで自分の歯‼️とてもとても快適なのです
最初、歯医者さんが一所懸命図を書いて丁寧に説明してくださって、ものすごく慎重に神経の位置とか、CTで見ながら数値を測りながら、良い仕事に満足しました。

引用:インプラントが完成した、週末^_^

この方は「10本のインプラント」という大治療を行っていますが、それでも最終的に「まるで自分の歯」と感じられるほど快適と語っています。

また、医師の診断の精密さも満足度に大きく寄与していることも分かります。特に60代は持病の有無や骨の状態など個人差が大きいため、CT等で神経・骨の位置を正確に把握したうえで、リスクと見通しをきちんと説明してもらうことが、安心材料になりやすいでしょう。

体験談その②

全て完了した今の状態
歯を入れてすぐは違和感満載
うち頬は噛むし
舌は切れるし
大変でした
そして怖くてなかなか使えない
今もまだ固いものはこわごわ噛んでいますが
だんだん慣れてきてるのもわかるので
少し安心
かなり大変な道のりだったけど
今となってはやって良かったと思ってます
まだまだメンテナンスは必要だけど
綺麗に死ぬまで使っていかねば!

引用:60歳インプラントの経過とその後

「歯を入れてすぐは違和感満載」「怖くてなかなか使えない」とあるように、完成=即快適とは限らないリアルな内容が語られています。

インプラント治療は噛み合わせや頬・舌の当たり方が変化するため、最初は噛むこと自体に慎重になる人もいます。これは歯列矯正などでも同じ現象が起きるケースがありますが、期間を重ねるにつれて徐々に馴染んでいくことが大半です。

体験談その③

インプラントと老後費用
今後20〜30年、美味しく食べるためには歯の健康が何より大事!
昔から歯が弱い私は、定期メンテ+歯科予算の確保を“老後資金”に組み込むつもりです。
約一年かかった抜歯後の処置 まあ私は歯医者に通っただけですが(^^; 大仕事が一つ終わった気分。とんかつ屋さんでヒレカツにエビフライも付けて豪勢なランチを頂きました。
「噛める歓び」を嚙みしめましたよ~。美味しかった。ご馳走さまでした!

引用:【上半期ふりかえり2025】1年越しで終わったこと

こちらの方は「噛める歓び」と述べていることから、“普通に噛めること”がいかに生活の質を向上させるかがよくわかります。

また「定期メンテ+歯科予算の確保を“老後資金”に組み込む」という考え方も印象的です。前述のとおり、インプラントは定期メンテナンスを含む長期運用になりますが、この方のように「今後20〜30年、美味しく食べる」という目的を持つことで納得感が出やすいでしょう。

遠方の患者さまには「1泊インプラント」がおすすめ!

当院では県外からお越し頂く方向けに”最短1〜2日で治療”を行う1泊インプラントを提供しております。

一般的な歯科医院は歯科技工を外注する分、時間がかかり仮歯の装着まで7日以上かかります。
しかし当院では治療から人工歯の製作まで院内で完結するから、最短1〜2日での治療が可能です。

治療費などまずは話を聞いてみたいという方はお気軽にお問い合わせください。

>> 「1泊インプラント」詳しくはこちら

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