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2025.06.16

オールオン4のデメリットとは?後悔しないための対処法を解説

この記事の監修

口腔外科部長 坪井 陽一
口腔外科部長/日本口腔外科学会認定専門医坪井 陽一

オールオン4治療を検討している方の中には、デメリットがないのか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。一般的なインプラント治療に比べるとメリットの多いオールオン4ですが、少なからずデメリットはあります。

今回はオールオン4のデメリット・メリットや、オールオン4治療を受けるときの注意点について解説します。

オールオン4とは?

オールオン4とは、片顎すべての人工歯を4本のインプラントで固定する比較的新しい治療法のことです。片顎すべての歯を失った方や、全体的に歯の状態が著しく悪化している方に適用される場合があります。

従来、片顎すべての歯をインプラントにする場合は、歯の本数分のインプラントを顎の骨に埋め込む必要がありました。オールオン4は少ない本数のインプラントで済むため、身体的・経済的負担を減らせる治療法として注目されています。

オールオン4のデメリット

まずは、オールオン4を検討するうえで知っておきたいデメリットを紹介します。

残存している歯を抜く必要がある

オールオン4は片顎すべてを義歯にする治療法であるため、健康な歯が一本でも残っていると治療が受けられません。別の治療法を検討するか、残存している歯を抜いてから治療を受けることになります。

残っている歯のほとんどが虫歯や歯周病などで悪くなっている場合には抜歯を勧められることもありますが、基本的に健康な歯は残すという方針の歯科医院も少なくありません。抜歯をしたくない場合、オールオン4は適していない治療法だといえるでしょう。

治療を受けられない場合がある

オールオン4は幅広い症例で適応できる治療法ですが、口腔状態が良くない方や持病の影響が大きい場合は治療を受けられない可能性があります。

虫歯や歯周病のある方はまずはそれを治療するところから始まります。持病のある方はかかりつけ医や歯科医師とも相談し、問題がないことを確認してから治療を進める必要があるでしょう。

治療できる歯科医院が限られる

オールオン4は高い技術を必要とする治療法です。また専門的な検査機器や、衛生管理の行き届いた環境が必要であるため、治療できる歯科医院が限られているのが現状です。自宅から距離のある歯科医院しか対応していない場合は、そこまで通院しなくてはなりません。

保険適応外である

オールオン4を含むインプラント治療は基本的に保険適応外の治療です。事故による重度の欠損や先天的な疾患など、一部保険適応となる場合はありますが、ほとんどは自費診療となります。そのため保険適応となる入れ歯に比べると治療費が高額になる傾向にあります。

治療後のメンテナンスが必要

オールオン4の治療は手術を受けて終わりではありません。通院による定期的なメンテナンスを受ける必要があり、それが面倒に感じる方もいるようです。しかし「インプラント周囲炎」などのトラブルを早期に見つけるためにも、定期的なメンテナンスと検査が大切です。

オールオン4のメリット

デメリットのあるオールオン4ですが、一方でメリットもたくさんあります。ここでは、通常のインプラントと比較したときのオールオン4のメリットを紹介します。

費用を抑えられる

通常のインプラント治療の費用相場は、1本当たり30〜40万円です。片顎すべての歯をインプラントにするとなると、治療費がかなり高額になってしまいます。一方オールオン4はインプラントが4本、オールオン6の場合でも6本で済むため、費用を大幅に抑えられます。

体への負担が少ない

インプラントは外科的手術を伴う治療法です。歯肉を切開して顎の骨に穴をあけてインプラントを埋め込むため、術後は痛みや腫れなどを伴うことがあります。埋め込むインプラントの数が多いほど、身体的な負担も大きくなるでしょう。オールオン4では埋め込むインプラントの本数が少なくて済むため、手術による体への負担を抑えることが可能です。

治療期間が短縮できる

通常のインプラント治療の場合、インプラントを顎の骨に埋め込む一次手術を受けたのち、インプラントと顎の骨がしっかりと定着するのを待ってから二次手術、人工歯の装着と治療が進んでいきます。一般的には半年〜1年程度の期間を要します。

オールオン4の場合は、最終的な人工歯を装着するまで半年ほどで、通常のインプラントよりも治療期間を短縮できるケースが多いです。またインプラントを埋め込む手術をした当日に仮歯の装着までできるので、術後すぐに問題なく食事がとれる点もメリットといえます。

顎の骨が少なくても治療を受けられる

従来のインプラントの場合、顎の骨が弱いと骨移植などの手術が追加で必要になったり、そもそも手術が困難だったケースがありました。

しかしオールオン4であれば、骨の厚みのある部分を選んでインプラントを埋入することが可能です。顎の骨が少ない方も適応できるため、より多くの症例でインプラントを選択できるようになりました。

オールオン4治療を受けるときの注意点

メリット・デメリットを正しく認識したうえでオールオン4を希望する場合は、次のような点に注意しましょう。

信頼できる歯科医院を選ぶ

オールオン4は長期間にわたって自分の歯の代わりとなるものです。自分に合ったものを快適に使い続けるためにも、信頼できる歯科医院を選ぶようにしましょう。

最近では低コストでできるインプラント治療もありますが、値段だけで決めるのはリスクが大きいです。オールオン4の治療実績や歯科医院の評判、設備やカウンセリングの印象など、総合的に見たうえで決断するのが大切です。

自分に合った治療法であるか確認する

オールオン4はすべての人に適した治療法ではありません。以下のような場合にはオールオン4が適さないと判断される場合があります。

  • 虫歯・歯周病がある
  • 糖尿病・骨粗鬆症・高血圧など手術に影響する持病がある
  • 極端に顎の骨が少ない・骨が弱い
  • 金属アレルギー
  • 喫煙者
  • 認知症や障がいなどの影響でセルフケアが難しい

ただし持病や金属アレルギーがあっても、オールオン4が適応となる場合もあります。自分に適している治療かどうかは、カウンセリングを受けて歯科医師に判断してもらいましょう。

治療後のセルフケア・メンテナンスを欠かさない

オールオン4の治療が終わった後も念入りなセルフケアと、通院による定期的なメンテナンスを欠かさないことが大切です。人工歯は虫歯にならないから安心と思いがちですが、セルフケアを怠ると周囲の歯肉に炎症を起こす「インプラント周囲炎」になる可能性があるのです。

出血や痛みを伴ったり、インプラントが脱落したりすることもあるので、治療後はしっかりとケアをしましょう。

まとめ

今回はオールオン4のデメリットについて解説しました。オールオン4には残存した歯を抜かなければならない、対応している歯科医院が限られるなどのデメリットがあります。一方で通常のインプラント治療に比べると、身体的・金銭的負担が少なくなる、適応できる症例が多いなどのメリットがあります。

メリット・デメリットを正しく知ったうえで、自分に合った治療法を選択することが大切です。本記事で紹介した注意点も参考にしながら、オールオン4を検討してみてください。

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