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総入れ歯が合わない(違和感・痛い・食事がしにくい・話にくい)
総入れ歯は歯茎の形によっては、外れにくく安定した入れ歯を作るのが難しい場合があります。また、安定した入れ歯を作成しても異物感に慣れることができず、ひどい方では嘔吐反応で入れ歯が全く使えない方もおられます。
そのため、「食事が噛みにくい」「味や温度が感じにくいため食事が美味しくない」「上手く話せない」などのお悩みを何年もかかえている方も少なくないようです。
ここでは、総入れ歯を使用していてお困りの方がインプラント治療を行った症例をご紹介させていただきます。
治療前の状態
この患者様は、約7年総入れ歯を使用しておられた患者様です。その間4回程作り変えたそうですが、安定剤を使用しても入れ歯が安定せず、「噛み切るような物を食べることできない」「食べ物が入れ歯の下に入り込んで痛い」などのお悩みがあり当医院に来院されました。
初診時の鼻下顔貌写真
初診時のレントゲン写真
初診時の口腔内写真(義歯無し)
初診時の口腔内写真(義歯装着時)
治療内容
当医院では1日目に抜歯及びインプラント埋入手術を行い、翌日にネジで固定をし、仮歯を装着してお帰りいただける即日荷重インプラント治療を行っております。
通常このようなケースの場合インプラントの本数は上顎で6~8本 下顎で4~6本が必要と考えております。この患者様の場合、上顎の骨がとても少なくインプラントの本数を増やして強度を上げる必要があったため、上顎には8本・下顎に5本のインプラントを埋入しました。
翌日は痛み・出血・腫れ共になく、予定通り固定性の仮歯をいれてお帰りいただきました。
手術翌日の口腔内写真
手術翌日のレントゲン写真
手術5ヶ月後にはインプラントと骨との結合がしっかりしたため、噛み合わせや歯の形態を患者様のご希望もお伺いしながら仮歯でシミュレーションを行い、手術8ヶ月後にハイブリッドセラミックスの歯に入れ替えました。
治療後の鼻下顔貌写真
最終的な歯が入った状態の口腔内写真
最終的な歯が入った状態のレントゲン写真
治療期間 |
約6~8ヶ月 最初の2日間で抜歯・インプラント手術・仮歯の装着を行いますが、インプラントと骨がしっかりと成着するための期間が4~5ヶ月が必要になります。その後に最終上部構造の作成、装着となります。 |
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通院回数 |
約6~8回 |
治療費 |
初期費用 約2,300,000円 インプラント埋入・プラスチックの歯・インプラントが安定するまでの管理費用 最終上部構造(歯のこと)の費用 硬質レジンの場合
720,000円
ハイブリッドセラミックスの場合
2,160,000円
手術後に入るプラスチックの歯は1~1.5年は使用することが可能です。その間に最終上部構造の材質を検討いただく事が可能です。紹介している症例はハイブリッドセラミックスです。 施術の副作用(リスク): |