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ほとんどの歯がグラグラで食事が噛めない・口臭がする
歯が悪いのは分かっていても、忙しくてなかなか歯医者に行けなかったり、歯医者が恐くてほったらかしになっていて、全体の歯がグラグラし始め大変な状態になってから相談にご来院される方は少なくありません。ここでは、そのような患者様のインプラント治療についてご紹介いたします。
治療前の状態
この患者様は、全体的に重度の歯周病で数年で10本以上の歯が自然脱落。ついには残っている全ての歯がグラグラし始め、咬めないことや口臭によって日常生活に支障をきたしているということで当院に来院されました。
診断の結果残っている歯も歯周病によって歯を支えている骨が溶けており、全ての歯が保存できないと診断し、上下顎全体のインプラント治療を行うことになりました。
初診時の口腔内写真
初診時の鼻下顔貌写真
初診時のレントゲン写真
治療内容
当医院では1日目に抜歯及びインプラント埋入手術を行い、翌日にネジで固定した仮歯を装着してお帰りいただける即日荷重インプラント治療を行っております。
通常このようなケースの場合インプラントの本数は上顎で6~8本 下顎で4~6本が必要と考えております。この患者様の場合、骨吸収が激しい部位があり、そのような部位にはインプラントの本数を増やして強度を上げる必要があったため、上顎に7本、下顎に8本のインプラントを埋入しました。手術後はやや腫れがありましたが、出血も無く痛みは鎮痛剤の飲み薬でコントロールできる程度の痛みでした。手術翌日には予定通り仮歯をいれてお帰りいただきました。
手術翌日の口腔内写真
手術翌日の鼻下顔貌写真
手術翌日のレントゲン写真
5ヶ月後にはインプラントと骨との結合がしっかりしたため、噛み合わせや歯の形態を患者様のご希望もお伺いしながら仮歯でシミュレーションを行い、手術後8ヶ月後にハイブリッドセラミックスの歯に入れ替えました。
最終的な歯が入った状態の口腔内写真
顔貌写真
最終的な歯が入った状態のレントゲン写真
治療期間 |
約6~8ヶ月 最初の2日間で抜歯・インプラント手術・仮歯の装着を行いますが、インプラントと骨がしっかりと成着するための期間が4~5ヶ月が必要になります。その後に最終上部構造の作成、装着となります。 |
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通院回数 |
約6~8回 |
治療費 |
初期費用 約2,500,000円 抜歯・インプラント埋入・プラスチックの歯・インプラントが安定するまでの管理費用 最終上部構造(歯のこと)の費用 硬質レジンの場合
720,000円
ハイブリッドセラミックスの場合
2,160,000円
手術後に入るプラスチックの歯は1~1.5年は使用することが可能です。その間に最終上部構造の材質を検討いただく事が可能です。紹介している症例はハイブリッドセラミックスです。 施術の副作用(リスク): |